Bergen 1/5 ~ ベルゲン初日。まずは魚市場へ。

<<<前回の投稿『London ~ ロンドンで約38時間の滞在。』はこちら

ブリティッシュ・エアウェイズのBA0758便がロンドンを発って約2時間、入り組んだ海岸線にほど近い小さなベルゲン空港に降り立ったのは午前11時頃だった。ボーディングブリッジからターミナルビルに入ったら、もう目の前にカウンターが2つしかない入国審査場がでーんと待ち構えていて、「あぁ、ここは地方空港なんだな」と思う。
入国審査を終えてエスカレーターを降りると、空港と市内を結ぶバス乗り場へと通じる通路も目の前だ。迷う余地はない。

オスロではなくベルゲンに来たのは、『Norway in a nutshell(公式サイト)』と呼ばれるベルゲン発のフィヨルドツアーに参加するため。ツアーは明日なので、今日はベルゲン市内をブラブラと散策するだけだ。

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空港のATMで現金を400ノルウェークローネだけ下ろし(当日のレートは13.30円/NOK)、市内までのバスの往復チケットを大きな自動販売機で購入した。
この自動販売機は他国のチケット販売機(やATM)同様にはじめに言語を選択できるのだが、(英語を選択したにも関わらず)なぜか次の画面に遷移した途端にノルウェー語に変わってしまった。「はて困った」と思いつつも、iPhoneのGoogle翻訳ソフトに装備されている、カメラで写した文字列をリアルタイムで翻訳してくれる機能に助けられて何とか購入できた。この機能は、デンマークでもストックホルムでも随分と役に立ったのでオススメです。(事前に該当の言語をDLしておくとさらに便利)

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ベルゲンのバスターミナルで下車し、ベルゲン駅に向かって少し歩いたところ。ホテルにチェックインする前に、WEBで購入しておいた『Norway in a nutshell』のチケットをベルゲン駅で受け取る。
今回の宿はP-Hotelsというノルウェーの安くてカジュアルなホテルチェーン。駅から20分ほど歩いた中心街にあるので、スーツケースをガラガラと引きながら街の様子を観察した。

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ホテルには12時頃に到着。チェックイン時間よりかなり早かったので荷物だけ預かってもらおうと思っていたのだが、部屋が空いていたからとチェックインさせてくれた。ありがたい。
荷解きをして少し昼寝をしてから、数百メートル離れた魚市場に向かって散歩に出掛けた。この通りがベルゲンのハイストリートだ。

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魚市場がある港の最奥部。写真の右手には、通りまで派手にテーブルを出したレストランがずらりと並んでいる。天気の良い日に、青空の下で飲むビールは旨いよね~。これは世界で数少ない共通認識だろう(お酒を飲めない人はごめんなさい)。でも日本ではなかなか保健所が許可を出してくれない。

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魚市場といっても、観光客向けに魚介類の料理を出す屋台が並んでいる観光スポットという感じ。そしてノルウェーのメチャクチャ高い物価に加えて観光地プレミムがオンされており、とても買う気にはなれないお値段。例えば小さなサンドイッチでも2千円近くする。

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もし1本でもカニを追加したら、日本の『かに道楽』で腹いっぱい食べることができる値段になるかもね。

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プレートで食べると3千円を超える。値段の話題ばかりで恐縮ですが。

Everything. At Begen Norway
値段は高いが、あらゆる支払い方法を受け入れるようだ。ただし、AMEXは使えない。名前が悪いよね、アメリカンなんて。

>>>『Bergen 2/5 〜 フロイエン山からブリッゲンへ。山で転んで怪我。』つづく。